2003-01-17 踊る大取材線
■ 宮嶋茂樹/
不肖・宮嶋 踊る大取材線 (新潮文庫)(宮嶋 茂樹)
「死んでもカメラを離しません」ではフライデーの頃の取材が主であったが今回は週間文春になってからのミッションが書かれている。相変わらず著者のシブイ仕事ぶりは健在である。本文は30章から構成されていて、それぞれ標的にたどりつくまでの仕事ぶり(まさに取材線)が書かれている。特に、「第25章 死してスクープ拾うものなし」と「第26章 死んだらカメラは握れません」はオウムに殺害された坂本弁護士の婦人を埋めた現場にたどりつくまでが書かれているのだが秀逸である。しかも壮絶なミッションなのにすごいオチが用意されている。
著者は一生報道カメラマンで食って、あの世に行っても報道カメラマンをするという。仕事に対してそこまで思っているからこそ、これほどきつい仕事がこなせるのだと思う。自分の仕事に対するスタンスを考えなおして、いい仕事をしよう。
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