2001-02-07
■ 鷲田小彌太 /
人生くねくね道の歩き方(鷲田 小彌太)
著者の人生に対する方針的なトピックが納められているエッセイ集。著者の書物には大学教授になる方法など、大人が知的に生きるにはどう振る舞えばよいかというようなテーマがよく扱われる。生涯学習などが注目される近年において、常に勉強していきたいという人には良き指針となるだろう。
本書の中に、文章の書き方についての記述があり、キーワードをピックアップしてそれについてそれぞれ書いていくというトピックがある。本書についても、そのような手法で書かれたのではないかと思われるほど、雑多な内容となっている。著者のいろいろな考え方に触れるという意味では、本書で興味を持った分野について、さらに詳述されている著者の書物を参照すれば良いのではないだろうか。
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2004-02-07 まだまだ寒い
■ 舞城王太郎/
暗闇の中で子供 (講談社ノベルス)(舞城 王太郎)
前作「煙か土か食い物」の続編。今作での主人公は三男の三郎。西暁町で事件が起こり巻き込まれていく。前作にまして事件自体が本編ではなくなっている。で、破綻度合いも増している。主人公の三郎は、前作の四郎が行動派の天才肌だったの比べて、自分の中に籠もりがちな小説家。
この作品の中でも、三郎の妄想なのか現実なのかが曖昧になっている。そのため、ミステリーというより文学になってきている。物語の中に矛盾がある。後で明かされるのだけど、読んでる最中はかなり混乱した。まぁ、途中から物語の整合性は、どうでもよくなるんだけど。長編だけど文体に勢いがあり読みやすかった。
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