K::memo
2001年03月06日(火)
■ 金城一紀 /
GO(金城 一紀)
ある高校生の家、学校、恋人との生活が描かれている。彼は「在日」であり、日本国籍でないことを意識しているが、問題にはしていない。自分が自由であるために本を読みトレーニングしている。
この主人公はサッカー選手の中田のようだと感じた。最近、こういう自分のためにトレーニングしている人が多い。先行きの暗い日本とは別のステージとして例えば海外で活動しようとすると、自分の価値を高める事でのみ自由になれるのだろう。もちろん海外でも国籍や人種による差別というのは存在する。だが、そういう立場にあっても自分を信じて、主人公のようなパワーがあれば打破できるのだろう。
それにしても、この物語で最も力強くすばらしいのは主人公の父親だ。主人公を精神的にサポートしているのはこの父親なのだろう。登場人物すべてが真面目に生きているので、いきいきとしてかっこいい。
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