2002/09/17 Tuesday リンダリンダラバーソール
■ 大槻ケンヂ/
リンダリンダラバーソール―いかす!バンドブーム天国 (ダ・ヴィンチ・ブックス)(大槻 ケンヂ)
90年代初めのバンドブーム前後の概要と大槻ケンヂさんのバンドである筋肉少女帯のデビューから解散、現在のバンドである特撮までの過程が書かれている。また、著者によるバンドブームの頃のバンドやライブのエピソード、バンドブームに対する考察が綴られている。私は高校から大学の頃にバンドブームだったのだが、この本に出てくるバンドはだいたい記憶にあり懐かしかった。こんなバンドもいたなーというバンドもあり、バンドブーム以後の事とかを読んで初めて知るような内容もあった。また、高校の頃に聞いていたオールナイトニッポンに初めて出た時のエピソードは特に面白かった。この本の登場人物の一人に当時、著者の彼女であったコマコさんの存在があり、その存在が暖かく書かれている。前述の初めてのオールナイトニッポンの時などコマコさんがいなければオーケンは逃げ出していたのではないだろうか。
バンドブームだけでなく次々とブームは起こるけど、その渦中にいた人が冷静に考察を加えた文章というのもおもしろいと感じた。バンドブームを懐かしむ書物というだけでなく、そういうブームという現象に関する考察としても読ませる内容であった。自分の20歳前後の資料としても手元に置いておきたい本だと感じた。
[ツッコミを入れる]
[]
