2004-02-29
■ 森博嗣/
四季(森 博嗣)
この本はノベルス版で既に出版されている「四季 春、夏、秋」と、新たに「冬 Black Winter」が納められている。愛蔵版と謳われるだけあり、装丁は箱入りのハードカバーでタイトルも黒に金文字となっている。ノベルス版4冊よりも若干高価だけど、その価値はある(私の場合、ノベルス版3冊も既に買ってしまっているんだけど…)。
四季の完結編である「冬」は四季自体の総括であると同時に、「すべてがFになる」「有限と微小のパン」の総括でもある。真賀田四季の言葉によって明かされる。本作は、他の3編に比べてさらに抽象的になっている。四季の人間と孤独についての考察がおもしろい。もう一度、四季を通して読んでみようかと思っています。
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