2004/04/03 Saturday
■ Similarity Searchプラグイン改
mputさん作「Similarity Searchプラグイン」をいじらせて貰って、右上にBulkfeeds:Similarity Searchへのリンクを表示するようにしてみました。元のプラグインと同様に、一日の1つ目のセクション#p01のSimilarity Search結果が表示されます。Bulkfeedsにインデックスが登録されていない場合は、何も表示されません。登録されている場合はこういう風に表示されます。
2004/04/08 Thursday
■ 重松清/
リビング (中公文庫)(重松 清)
夫婦や家族に纏わる12編の短編が収められている。どこにでも居てそうな人の事が書かれているのだが、どの物語も機微に触れる部分がある。世間話のような内容が逆に感情移入させれるのか。著者の作品は「ビタミンF」以来だ。短編ということもあるんだけど、前作に比べてあっさりしている印象を受けた。12編の中では、春夏秋冬を追って語られる「となりの花園」がおもしろかった。悩みは尽きないという事か。
あと、吉田伸子さんの「あとがき」が良かった。「ある時期に時間を共有した記憶、それこそが、家族というものの土台になっているのではないか、と思う。」とあった。なるほど、と思わせられた。子供も含めた家族が一緒にいる時間は大体20年ぐらい。一緒にいる間はなんとも思わないんだけど、20年ってあっという間に過ぎてしまう。一緒にいなくても家族なんだろうけど、その土台は一緒に過ごした記憶なんだろう。この本を読むとそういう記憶にふれてくるものがある。
■ category_injection プラグイン
kdmsnr作のプラグイン。日記編集画面で、今までに設定したカテゴリ名を表示して、クリックすると編集本文にカテゴリ名を挿入してくれます。かなり便利です。
■ tdiarygraph_flashstyle(4)
ログファイルの名前を変えたらコピーされました。ただ、ログが2日分しかないからか、下のようにグラフが太く表示されてます。。。添え字bのを使って、グラフの線幅を入力しても変わりません。入力している数字が悪いのかな。
2004/04/11 Sunday
■ 森博嗣/
迷宮百年の睡魔 (幻冬舎ノベルス)(森 博嗣)
時期的には「女王の百年密室」の後。前作と同様、主人公はサエバ・ミチル。彼がイル・サン・ジャックという島の取材を許可される。この島は百年間外部との接触を拒絶していて、内部は迷宮のようになっている。島の奥にある宮殿モン・ロゼにはメグツシュカという女王がいる。この宮殿でルナティックシティと同様に殺人事件が起こる。
島のモデルはモンサンミッシェルかな。2115年という百年後という設定と、モンサンミッシェルのような舞台設定のギャップがいい。また、このノベルス版には、スズキユカ氏によるイラストが綺麗でイメージとよく合っている。
ウォーカロンのロイディは相変わらずいい味のキャラなんだけど、最後の方にパトリシアというおもしろいウォーカロンが登場した。この話は百年シリーズとして続くのかなーという感じもするけど、四季も出たことだし話としては完結してるような気もする。
2004/04/20 Tuesday
■ 森博嗣/
黒猫の三角 (講談社ノベルス)(森 博嗣)
Vシリーズ1作目。Vシリーズの中心的な登場人物は、科学者?瀬在丸紅子、探偵・保呂草潤平、学生・小鳥遊練無、同じく学生の香具山紫子、といったところかな。桜鳴六画邸で起こる殺人事件と過去の連続殺人事件に関っていく。殺人の動機についての考察が面白い。
「四季」読後という事で、小学生の▲っ君が気になる。「▲っ君」が小学生という事は、1970年代なのかな。あと、紅子のキャラもいいが、紫子と練無の掛け合いもおもしろい。あと9作楽しめそう。
2004/04/25 Sunday
■ 司馬遼太郎/
新選組血風録 (角川文庫)(司馬 遼太郎)
新選組に纏わる15編の短編が収められている。各編それぞれ、一人の人物に着目して物語られている。その短編を重ねる事で他の面々の個性も浮かびあがってきている。人物に焦点をあてるという事で、生活臭がでるというか、細部がみれるというか。本書は、新選組に関する全体の流れというよりも、個々の人物の個性が物語られているところが面白い。
今年の大河ドラマでやっているという事もあって読んでみた。ドラマはまだ新選組が結成される前段階なので、ちょっと印象が違ったのだが、今後ドラマの方がどういう風に展開されるのか逆に楽しみになった。
■ tdiarytimes-flashstyle
phonondriveより。tDiarytimes-textstyleがRuby1.6.7でダメだったので、要望を出させてもらったら、対応してくださいました。ありがとうございます。早速使わせてもらいます。
2004/04/28 Wednesday
■ 乙一/
天帝妖狐 (集英社文庫)(乙一)
「A MASKED BALL」と「天帝妖狐」の2編。「A MASKED BALL」は、匿名掲示板のように使われるトイレの落書きに纏わる物語。落書きの向こうにいる相手が見えないだけに想像が膨らみ不気味さが増す。落書きでのやりとりがいつのまにか現実にラップしていく様が秀逸。
「天帝妖狐」は、ある理由で体中に包帯を巻いた男の物語。孤独に生きている時に人のやさしさに触れる。その相手に送る手紙の形式で物語りが進む。男を助ける側の心情よりも、助けられた男の人間としての心情と狂気のギャップが興味深い。
