トップ «前の日記(2025年08月22日(金)) 最新 次の日記(2025年08月25日(月))» 編集

洛西口トート古本市

🍁第1回:2025年11月8日(土)🍁

セブラボ最終回立ち話会場募集山川先生チラシ出店要領店主さん開催当日

🌸第2回:2026年4月 開催予定🌸

2月頃に詳細を発表!

2025年08月23日(土)

ひとはこ古本市のすすめ(こもれび書店 Xスペース)

デイリーマザキさんと,こもれび書店の西岡さんの「一箱古本市」に関する対談

ひとはこ古本市のすすめ

「ひとはこ古本市のすすめ」勝手なまとめ

一箱古本市の基本理解(定義・背景・原則)

  • 定義と起源
    • 元はプロの古書組合主導の古本市から派生し、約20年前に「一箱」フォーマット(素人参加型)が始動。
    • 発案は寺社で「各自が一箱を持ち寄る」イメージから。元祖「不忍(しのばず)ブックストリートの一箱古本市」が源流。
  • 本質
    • 「一箱に本を入れて売る」が基本原則。フリマ的処分ではなく、選書意図のある“ミニ書店”の表現。
    • 雑貨等の持ち込みは場による(元祖ルール目安:本7割+他3割)。概念の拡散で本質が曖昧化しがちのため、基本回帰を推奨。
  • シェア型書店との関係
    • シェア型書店の棚づくり思想(選書・表現)は一箱古本市の影響を強く受ける。

出店準備ガイド(初心者向け)

  • 箱の選び方
    • 目安容量:30〜40冊(自分が無理なく運べる重量が基準)。
    • サイズ感:みかん箱程度が扱いやすい。素材は不問。一箱で完結(搬入・陳列)できる計画が最善。
  • 選書方針
    • 自分が面白い・薦めたい本を中心に(読了本を推奨)。テーマ(食、猫、年齢横断など)は会場や来場者像に応じて幅を持たせる。
    • 一箱に収まる冊数に合わせ、優先順位をつける。過剰持ち込みは避ける。
  • ディスプレイのコツ
    • 面出し(表紙見せ)でアイキャッチを作る。
    • 視線導線を設計し、目留まりポイント→流し読みポイントの緩急をつける。
    • 事前に「この本はここに置く」までイメージしておくと展開・撤収が迅速。
  • 価格設定
    • 相場参照(例:EC)に拘泥せず、自分の納得価格で設定。売れ行きで適正がわかる。
    • 同一書でも価格差は“棚主の価値判断”として成立。買い手の納得が最優先。
  • 搬送手段
    • 公共交通機関利用を想定し、キャリーカート+固定バンド、またはスーツケース(大径車輪推奨)を活用。
    • スーツケースを現地ディスプレイに転用可(会場ルール要確認)。
  • 悪天候・会場環境
    • 天敵は風雨。濡れ・飛散対策(防水・重量バランス・固定)を準備。
    • 主催の中止判断有無に依存せず、自衛策と撤収判断の基準を持つ。
    • 屋内・アーケード会場は天候リスク低。
  • 当日運用(食事・離席)
    • ブース内飲食は会場ルールに従う。離席は近隣出店者と見守り合いがあると安心。
    • ゴミ持ち帰り、周辺店舗・キッチンカーとの共存マナーを遵守。

継続運用・モチベーション

  • 出店動機の維持
    • 未知の土地で売る“冒険心”、旅×本の表現、選書・陳列の磨き込みが推進力。
    • シーズンを跨いだ“次の会場へ”のリレー感覚で高揚を維持。
  • 地域連携
    • 主催の企図により、商店街利用促進(例:キッチンカー不設置で近隣飲食誘導)など方針差。趣旨理解と協力が重要。
  • 多様化との向き合い
    • 本質(一箱で本を売る)を起点に、多様化は“許容3割”程度が目安。雑貨・ZINE等は場のルールに沿って最適化。
  • 学習方法
    • まず見学を推奨(SNS含む)。視線動線・面出し・POP・価格帯など良例を観察。
  • 健康・リスク管理
    • 長距離遠征・連戦は体調優先。重量物搬送・天候・撤収タイミングに配慮。

これまでの参加いただいた店主さん、関係者リンク

狂言屋古本イエーZINE | croixille | けんじ堂 | book3355 | 空旅書房 | dern books | デイリーマザキ | 燈台書店 | にゃごんぼう | はっさく堂 | 陽だまり堂 | 不在性書店 BE ABSENT | 風来徒 | 星月夜 | 堀きのこ堂 | 古書ますく堂 | ミシンと雨傘 | miniライブラリー | meguri books

サイト内の全文検索

検索キーワード:

過去の記事

2025|03|07|08|11|

洛西口トート古本市 主催

ウイレコ/こさか:X, Instagram, books.wereco at gmail.com